※標準時程となり、曜日によって若干異なります。
※3年生以上は6時間授業になります。
レゴ ®ブロックの作り方を学ぶのではなく、レゴ®ブロックを使って様々な学びをします。
1年生では物理、数学及びテクノロジーの基本概念を自然に学びます。
2・3年生では数学的な見方などを体験し、科学を応用した創造力と問題解決力を身につけるワールド・サイエンスがあります。
3年生以上ではロボットをつくりながら、論理的思考力、創造的な問題解決力を育むワールド・ロボティクスがあります。
グローバル社会を生きる子どもたちにとって、英語は「話せたら役に立つ」から「話せて当たり前」という存在になろうとしています。
子どもたちに必要なのは、目先の成績や試験のためだけの英語力ではありません。
コミュニケーションを図る力である『生きた英語』が求められています。
聖徳学園剣道教室では、①心をみがくこと②身体を鍛えること③技を身につけること を目的として稽古に励みます。
自分自身の向上のために努力を続けることで集中力や忍耐力を養います。
また、相手への礼儀、尊敬の気持ちを持つことで協調性と社会性を養います。
担任に引率され,講堂に入場します。入場曲と保護者の方・在校生・先生方の拍手に迎えられての入場です。緊張の一瞬ですが,どの子も胸を張っています。
本校では,入学児童の名前を読み上げ,紹介します。子ども達も,元気な声で返事をする子・手を挙げて応える子とさまざまですが,どの子の瞳も輝いています。学校長から
入学の記念品が一人ひとりに手渡されます。子ども達にとってかけがえのない心の財産になってくれるものと思います。入学式に出席する在校生は,6年生です。在校生を代表して合唱をプレゼントします。
6年生に手をつないでもらい、5年生が作ってくれた花道を通って入場してきた小さな1年生に温かい拍手が送られました。迎える会恒例の1年生一人一人による自己紹介。この自己紹介では聖徳の子どもらしく名前を言うだけではなく、好きな遊びや得意なことも一緒に話してもらいます。「サッカーが好きです。」「百人一首が得意です。」「好きなひとはお兄ちゃんです。」など、個性あふれる自己紹介に、在校生からも大きな歓声や拍手が起こり会場が温かい空気に包まれました。最後はいちばん身近なお兄さん・お姉さんである2年生からお祝いのペンダントをもらいました。最初は緊張していた1年生の顔も、この在校生の温かい気持ちで笑顔がいっぱいになりました。新しい仲間を迎え、今年度も本格的にスタートしました。
修学旅行は6年生を対象にして「広島、山口」方面へ4泊5日の日程で実施しています。
1 見学の目的
小学校を卒業していく6年生にとって修学旅行はまさに大きなまとめ学習のひとつと言えます。これまで各教科で学んできた単元の中から実際に訪ね、見たり、触れたり、あるいは現地の方のお話を直接聞くことで学習を深めます。教科学習に関しては主に「歴史」「地理」「理科」を中心に、その中から訪問地を考えています。
見学地の目的は下記のように大きく4か所を設定しています。
1. 原爆投下地、戦争の傷跡 広島
2. 地球誕生から現代にまでに及ぶ自然の雄大さ 秋吉台・秋芳洞
3. 近代日本の発祥・維新を支えた人々 萩
4. その他 広島城 宮島
2 主な見学先
この行事を通して、心身ともに大きく成長した子どもたち。一生忘れられない大切な思い出となったことでしょう。
5月、「高学年スポーツ大会」が行われます。このスポーツ大会は、児童会つまり子どもたちの強い気持ちから生まれた、子どもたちによる子どもたちのための行事です。「バスケット」「王様ドッジボール」「野球」「サッカー」の4種目があり、バスケットと王様ドッジボールはクラスで、野球とサッカーは学年で1チームを作っての参加となります。開会式では各学年の代表から「頑張り宣言」があり、いよいよ競技開始です。
【バスケット】バスケットは講堂で行われます。講堂に一歩足を踏み入れると、そこは熱気に包まれています。初めは同学年同士の試合ですが、後半は異学年同士の戦いです。初参加の4年生が6年生を苦しめるほどの熱い試合もあります。
【王様ドッジボール】普通のドッジボールとは違い、各チームに「王様」がいます。この王様にボールを当てるか、時間となったときに内野の人数が多い方が勝ちとなります。試合だけでなく、試合前の作戦会議も盛り上がります。
【サッカー】一つのボールをそのフィールドにいる全員が追いかける姿がなんとも気持ちのいい競技です。自分一人ではボールをゴールまで運ぶことはできません。大きなフィールドで顔を真っ赤にして大きな声で言葉を掛け合う子どもたちがとてもまぶしいです。
【野球】毎朝、校庭では学年問わずたくさんの子どもたちが野球を楽しんでいます。その子どもたちの参加が多いのが野球。青空に放たれた白いボール。その青と白がとても美しく見えます。
このスポーツ大会は子どもたちの手のよって運営されています。主催は児童会、運営は役員会、各種目の勝敗の確認は体育委員会の子どもたちが行っています。子どもたち自身が自分たちの手でなにかを作りあげようとするとき、そこに生まれる生き生きとした表情を見るのが毎年楽しみな行事です。
小学校では低学年・中学年・高学年のブロック毎にゲーム大会を実施しています。
低・中学年では6月にオセロ大会、10月に五目並べ大会、11月に将棋大会があります。参加形態は全員参加で初めに各クラスでトーナメントの大会を実施し、そこでクラスの代表(2名)を選出します。選出された2学年ずつのクラス代表8名が本大会に出場し、優勝目指して戦います。どの大会もクラス大会を勝ち抜いた精鋭たちが力の限り戦い抜きます。時には下の学年が上の学年に勝つという下剋上もあり、目の離せぬ試合が数多くあります。
高学年ブロックでは5月にオセロ・五目・将棋の大会を一度に行ないます。高学年では低・中学年とは異なり、自分で選んだ一種目にのみ出場します。例年、オセロへの参加者が50~60名、五目並べへの参加者が30~40名、将棋への参加者が20~30名です。高学年の大会ではクラス大会は行ないませんが、個々が得意とする種目へ参加するので見応えのある試合が数多くあり、準決勝・決勝になると大人顔負けの白熱した戦いが繰り広げられています。
今年も各大会に向けて真剣な取り組み、そして真剣に考える表情が見られることと思います。
本校では,夏休みに入るとすぐに3泊4日の林間学校を実施しています。昭和46 年度から行われている伝統的なこの行事は当初4年生から6年生までを対象にしていましたが,本校における児童の体力やその意義を考え,現在では3年生からを対象に実施するようになりました。
その中心的なプログラムは,各学年に応じた登山やハイキング,縦割り集団による野外炊事,また,5,6年生を対象としたテント泊,更には,林間学校のフィナーレを飾るキャンプファイヤーなどで構成されています。また,雨天の時には地元ならではのハンドクラフトや史跡巡りなどもその状況に応じて実施しています。
こうした内容からも分かるように,私たちは,この行事を通し,普段なかなか接することの出来ない自然と親しみ,自然と向き合いその感動を肌で感じると共に,寝食を共にし様々な活動に参加する中で集団生活のルールや規律といったものなどを自ら身につけて欲しいといった願いがあります。
1日目、成田空港に「オーストラリア国際交流の旅」のメンバーが、家族に連れられ続々と集まります。約9時間のフライトでオーストラリアのゴールドコーストへ向かいます。海外に行くのは初めての子も、家族とは行ったことがある子も、ホームステイも含む約10日の長い旅。それぞれ、期待を胸に旅立ちます。
南半球に位置するオーストラリアは、8月はちょうど冬に当たります。冬といっても日差しは強く、日中は半袖で過ごすことも多いぐらいです。そんなオーストラリアで子どもたちは、豊かな自然や珍しい動物たちとたっぷりと触れ合います。ローンパイン・コアラ・サンクチュアリでは、事前学習で調べた動物たちを間近で見られるとあって、みんな興味津々です。コアラを抱っこしての記念写真もバッチリ。カンガルーへの餌やりも体験します。子供たちは、手の平から直に餌を食べてくれる愛らしいカンガルーたちに魅了されます。野生のイルカに魚をやる体験や、見渡す限りの砂山でのサンド・スライド(砂ぞり)、「ディデュウ・ペインティング」という、アボリジニー伝統の楽器作りにも挑戦します。
到着して二日目の夜にはホストファミリーと対面します。ホームステイの始まりです。六日間、オーストラリアの家族の一員としての体験をします。一方、日中はクーラムビーチ・クリスチャンカレッジにて、オーストラリアの小学校を体験します。学校では、初めは英語が分からず「何をしていいのか…」と不安げな表情を見せますが、緊張も次第に和らぎ、算数の授業になると数学大得意な聖徳の子どもたちの目が輝きだします。そのクラスは、かけ算の筆算のところを勉強します。「なぜ、日本の子どもたちは算数がこうも得意なの。」と先生より質問をもらうほどです。
子どもたちが「日本の学校と違うところは?」と聞かれ、きっと真っ先に答えるのが「モーニングティー」でしょう。ランチの前に、ちょっとしたおやつを食べる時間です。現地の子は、リンゴやバナナなどのフルーツや、クッキーを持って来て食べます。食べ終わると、学校でのパートナーであるバディーの子たちも一緒になって折り紙をしたり、鬼ごっこをしたりして遊びます。英語は片言でも、遊びを通して打ち解けられる子どもたちを見ていると、コミュニケーションは言葉だけじゃないということを改めて実感させられます。
子どもたちが先生になって「日本文化を紹介する」時間もあります。3年生のクラスに入り、事前学習会で一生懸命考え、作ってきたタペストリーについて紹介しました。クラス一人一人の名前に、漢字を当てて日本語での名前を考え、それを書道の掛け軸風に作ったものです。作品の漢字をゆっくり読んで、誰の名前か当ててもらいました。あれは僕のだ!次は君のだ!と、教室がわっと明るくなります。その後、作品を渡す相手とペアになり、字の書き方を教えてあげたり、一緒に折り紙を折ったりもします。もうすっかり立派なミニ先生です。
学校では授業の他にも、伝統的な「ブーメラン」の色付けやオーストラリアのお菓子作りも体験します。お菓子は、伝統的なpikelet(パイクレット)という、シンプルなミニ・パンケーキです。
最後の二日間は、ホストファミリーと共に過ごします。海に行って泳いだ子、ショッピングに連れて行ってもらった子、他のホストファミリーとも一緒になってBBQを楽しんだ子等々、いろいろな体験します。日曜日の朝は学校にある教会で礼拝があり、そこにファミリーと共に来ていた子も何人かいました。バンドの演奏に体を揺らしながら歌を歌ったりする、とてもカジュアルな礼拝です。
ホストファミリーやバディーとのお別れの日。朝はバディーとともに授業に出席し、他の日と同じように一緒にモーニングティーの時間を過ごします。その後に催されたお別れのセレモニーには、バディーをしてくれた児童を含む現地校の4、5年生が参加します。聖徳の児童はみんなで「上を向いて歩こう」を歌い、そしてバディーと一緒に輪になって聖徳音頭を踊ります。最後に、心を込めて書いたメッセージカードを一人一人英語で読みながら渡します。
さよならの時間となります。大きな荷物をバスに詰め込み、元気に「Thank you!! See you again!」と手を振りながらクーラムビーチを出発。涙を浮かべた子もいます。あっという間でしたが、とても貴重で忘れられない時間を過ごすことが出来ます。
二学期は、オーストラリアでの体験を振り返りながら思い出を冊子にまとめたり、昼のテレビ放送で帰国報告をしたりします。子どもたちはこの旅を経て、それぞれの胸に新たな目標や決意を抱くのではないでしょうか。学校で見せる表情にも、心なしか一層きらり光るものを感じる気がします。
運動会は,幼稚園と小学校の一貫教育の一環として,毎年幼・小合同で行なっています。それは主に,
1 .学校(園)行事に積極的に参加する態度を育て,日頃の学習成果の総合的な発展を図るとともに,学校(園)生活を充実させ,より豊かなものとする。
2 .体育(運動)的活動をより充実させ,園児・児童の体力の向上を図るとともに,心身の健全な発達を促進する。
3 .高学年(4年生以上)は係活動に積極的に参加する態度を育て,責任感や指導力を養う。
ことを目標にして,園児・児童の発達段階に応じて工夫しています。
種目は,学年別や低学年・高学年のブロック別が中心となります。幼・小合同の良さを生かし,幼稚園児と低学年(1〜2年)の選抜リレー,そして,合同種目の大玉送りなどが行なわ,運動会のムードは最高潮に達します。
本校の応援リーダーは4年生以上から選抜し,運動会に向けて放課後や昼休みに練習を行ない,本番の『応援合戦』で力を発揮してくれます。
運動会の運営にも4年生以上が積極的に参加し,色々な係の仕事を進めてくれます。子どもたちはこのような活動を通して,自主性や責任感,そして指導力を身につけています。
3学期の始まりともに全校百人一首大会が開幕します。
本校では知能教育の一環として、オセロ、五目並べ、将棋などゲームを正課として扱っているためにゲーム大会は、スポーツ大会や聖徳祭と同じように盛り上がります。その最後を締めくくるのが、百人一首大会です。
1年生から3年生までが低学年の部、4年生以上が高学年の部となり、それぞれプレイルームと講堂に分かれ、この日は2回戦までの熱戦が繰り広げられます。
百人一首かるたは、日本の伝統文化であることはもちろん、礼儀やルールが重視され社会性を身につけてくれます。また、知能教育の観点からすると、歌を覚える記憶の働き、札の配置を瞬時に覚える図形領域、そして取り札はひらがなのみですから記号の領域も刺激します。さらに「3人寄れば文殊の知恵」3人一チームのチーム戦であることが本校の百人一首大会の特色です。
昭和51年度から始まったスキー学校は、以前は車山高原スキー場・尾瀬戸倉スキー場で実施してきましたが,平成8年度から北志賀高原竜王スキー場で実施しています。
スキー学校の目的
⑴ 雪国の自然のきびしさや美しさを知る。
⑵ スキーのきまりを守り,安全で楽しく滑れるようになる。
⑶ 集団生活を通して自分をみつめ,その中での行動について考え,社会性を身につけるとともに,基本的な生活能力を養う。
スキー学校は毎年2月中旬頃に行っています。3泊4日間の日程で,中2日間がスキー実習の日程になっています。スキー指導に当たっては専門の指導員がそれぞれの班に付き,午前2時間,午後2時間のレッスンをひとり一人丁寧に指導してもらっています。また,班の構成は技能別で8名から12 名程度の人数になっています。3年生の時に初めて参加した児童も5年生でスキー学校が終わる頃には,山の上から滑ってこれる程度までの技術が身につけられます。
さて,スキー学校はただ,スキーが上達すれば良いだけではありません。上の目標にもあったように,集団行動を通して社会性を身につけていくことも大切な目標としています。朝起きてから寝るまで,「自分の事は自分でする」そうした訓練の場としてこのスキー学校は夏の林間学校と共に重要な機会となっています。
1 .喜びの場
卒業式は,卒業生にとっても,在校生にとってもその年最後の行事です。本校では在校生の代表学年,教師が一堂に会して,この折り目節目の行事を厳粛に執り行います。卒業生を送る会で交流を深めた在校生の拍手に迎えられて,入場曲と共に卒業生が入場します。
入学式と同様に,拝礼,献花,献茶をへて卒業生の代表が,最後のお誓い三か条を唱和します。そして,その誓いを新たにします。
2 .聖徳学園の児童としての証
六年間の小学校生活を終えた卒業生は,心身共に大きく成長した姿を,聖徳太子像の前に示します。出会いを通して得た何かを一人ひとりが発見したり確認したりするのもこのときです。やがて,一人ひとりが呼ばれ,卒業証書を受取りに進みます。「はい」という言葉の響きに年月の重みやしめくくりが感じられます。そして,学校長から聖徳学園で学んだ児童であるという確かな「証」をしっかりと手にします。卒業証書授与の後,母校を巣立ち行く卒業生に学校長が励ましの言葉を述べます。
3 .学校から学んだこと
そして,在校生が感謝をこめて合唱を贈ります。その後,児童代表者が贈る言葉を卒業生へ。それを受けて卒業生の代表が,林間学校や修学旅行の思い出,六年間の学校生活から学んだこと,在校生への励ましの言葉,卒業生一同の決意,お世話になった教職員への感謝の言葉を述べます。